矯正歯科で行う目立たない裏側矯正とは
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの問題を改善し、健康な口腔を維持するために不可欠な治療方法です。
しかし、多くの患者さまは矯正装置が外から見えることを気にされます。
そこで、この記事では「裏側矯正」と呼ばれる、外見に影響を与えない矯正治療に焦点を当て、
そのメリットやデメリット、進行過程、矯正期間中の注意点について詳しくご説明します。
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの問題を矯正する専門医療分野です。矯正装置は歯を正しい位置に移動させ、美しい歯並びや正確な噛み合わせを実現します。一般的に知られている矯正治療はブラケットが歯の表面に取り付けられますが、裏側矯正は装置を歯の裏側に配置する方法です。
裏側矯正は、装置が歯の裏側にあるため、外見に変化を与えずに矯正治療を行える方法です。この治療法では、歯の裏側にブラケットを取り付け、歯を徐々に移動させていきます。外からは見えず、日常生活においても目立たないため、大人の患者さまにも人気があります。
裏側矯正は、外見に自信を持ちながら治療を受けたい患者さまにとって理想的な選択肢です。ブラケットやワイヤーが歯の裏側にあるため、周囲の人からはほとんど気づかれません。
裏側矯正では、ブラケットやワイヤーが頬や舌にこすれることがないため、通常のブラケット矯正よりも違和感や痛みが少ないと言われています。患者様はバスケやサッカーなどのコンタクトスポーツも我慢せずに、比較的快適な治療生活を送ることができます。
歯の裏側は表側に比べてエナメル質が厚いため、傷つきにくいです。裏側矯正では歯の裏側にブラケットを取り付けるため、歯を傷つけるリスクがほとんどありません。
裏側矯正には、最初の数週間から数か月間、しゃべりにくいことがあります。矯正装置が歯の裏側に配置されているため、一時的にしゃべりにくく感じることはありますが、時間と共にしゃべりにくさが改善され、通常のしゃべり方に戻ることができます。
裏側矯正の装置が初めて装着された直後、歯や舌が矯正装置にあたるため、違和感を覚えることがあります。時間が経過するにつれ、矯正装置を避けるように無意識に舌の位置が改善されるため、違和感は軽減されます。
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裏側矯正の治療は、まず初診で始まります。歯科医師は患者さまの口腔状態を詳しく評価し、治療計画を立てます。この段階で装置の種類や期間についても説明を行います。
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裏側矯正は歯の裏側にブラケットを取り付け、歯を移動させるためにワイヤーで結びます。
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治療中は定期的に歯医者を訪れ、装置の調整を行います。歯の移動を管理し、治療の進行状況を確認するためです。また、適切な口腔ケアや食事の注意事項も指導します。
裏側矯正中は、矯正装置の破損につながるため、硬い食べ物や粘り気のある食べ物は特に注意が必要です。また、矯正装置が裏側についていることで、食べ物が詰まっていることに気づけない場合があります。そのためで口腔ケアも徹底的に行うことが重要です。歯ブラシや歯間ブラシを適切に使用し、口内清潔を保ちましょう。
裏側矯正を受けている間も、定期的な歯科検診は欠かせません。矯正装置を付けていることになって食べものがつまりやすく、歯磨きが難しくなるため、正しいケアを行わないと虫歯になる確率は上がります。定期検診で歯の健康を確認し、必要に応じて治療計画を調整させていただきます。
裏側矯正は、外見への影響が少なく他人からは気づかれにくいのが大きなメリットです。
また、成人から子どもまで幅広い年齢層に適用可能であり、結果も非常に優れています。
当院では裏側矯正に関する詳細な情報や患者様のご希望にあわせた治療プランご提案します。
矯正歯科お考えの方は、岡山市南区にある歯医者【みつはし歯科医院】にお気軽にご相談下さい。