歯の矯正治療中、「歯が痛くて食事がとれない」、「どのようなものを食べたらいいか悩む」そういったことを考える方もいらっしゃるかと思います。歯の矯正中は、歯に矯正装置を装着しますので、食事中に違和感が生じることもあります。今回は歯の矯正治療中の食事についてご紹介します。皆さんの矯正治療中の食事の参考になれば幸いです。岡山市南区で矯正歯科をお探しの方、歯の矯正治療をお考えの方は、みつはし歯科医院までお気軽にお問い合わせください。
目次
矯正治療による痛みとは
・歯が動く痛み
歯の矯正は、歯の位置を少しずつ動かして正常な位置に正します。歯は歯槽骨という骨で支えられており、歯を動かしたい方向に力をかけることで、骨が吸収されて動き出します。この時に分泌される物質が痛みの原因となるのです。
・矯正装置による口内の傷の痛み
矯正装置を常に固定して歯を動かしていく表側矯正や裏側矯正は、舌や頬の内側に矯正装置が当たり、傷や口内炎の原因になる場合があります。この傷や口内炎が痛みにつながってしまうのです。
矯正の方法別の食事について
矯正治療の方法によっては、注意する点が少しずつ異なりますので確認しましょう。
・表側矯正
矯正装置を装着してすぐは、痛みを生じやすくなります。また、矯正装置を固定しているため、食べ物が装置に付着しやすくなります。そのため、表側矯正中の食事は、柔らかく、咀嚼をあまりせずに食べることができるものがおすすめです。そして、食後には必ず歯を磨くようにしましょう。
・舌側矯正治療
舌側矯正は矯正装置を歯の裏側に装着します。表側矯正と同様に、装着したては、歯に痛みを生じます。装着してすぐは、硬い食べ物は控えると良いでしょう。また、裏側に矯正装置があると、食べ物が付着していた際に気づきにくいことがあります。舌側矯正中の食事は、矯正装置に付着しやすい繊維質のものは避けるようにしましょう。
・マウスピース矯正
マウスピース矯正は、矯正装置(マウスピース)を外して食事をします。そのため、基本的にはどのような食べ物も問題なく食べることができるかと思います。
矯正治療中に食べない方が良い食事について
歯に付着しやすいもの、硬いものなどが挙げられます。しっかりと確認して、矯正治療中はなるべく避けるようにしましょう。
・おせんべい、クッキー
矯正治療中は歯を動かしているため、硬いものを食べると痛みを生じやすくなる場合もありますし、矯正装置が外れやすくなる可能性もありますので、なるべく控えるようにしましょう。
・ガム、キャラメル、ハイチュウ
柔らかいからと言って食べる方もいらっしゃいますが、これらは歯にくっつきやすく、くっつくとすぐに解けませんので、おすすめできません。また、矯正装置が外れてしまう恐れがありますので、注意しましょう。
・硬いお肉、硬い果物など
前歯で噛みちぎったり、丸かじりしたりしないようにしましょう。食べる際は小さくカットして食べると良いでしょう。
矯正治療中におすすめの食事
矯正治療中は、痛みや違和感はどうしても生じやすくなります。なるべく痛みを軽減させるためには、柔らかく、咀嚼が少なく済む以下のようなものがよいでしょう。
- おかゆ、雑炊、リゾット
- ヨーグルト、ゼリー
- スープ
岡山市南区の矯正歯科なら、みつはし歯科医院へ
今回は、矯正治療中の食事についてご紹介しました。個人差はありますが、どの矯正治療も歯を動かす治療のため、痛みを生じる場合がほとんどです。なるべく痛みを抑えるためにも今回の食事を是非ご参考ください。矯正歯科をお探しの方、歯の矯正治療をご検討されている方は、岡山市南区のみつはし歯科医院までお気軽にお越しください。