コラム

インプラント治療後の口臭はなぜ起こる?

インプラント治療は、失った歯を補うために行われる治療の一つです。しかし、治療後に口臭の問題が発生することがあります。今回は、インプラント治療後の口臭の原因と予防方法について解説します。
岡山市南区でインプラント治療をご検討中の方、インプラント治療後のケアについてお悩みの方はみつはし歯科医院へお気軽にご相談ください。

インプラント治療後に口臭がする3つの原因

インプラント治療後に口臭がする原因には、以下の3つがあります。

インプラント周囲炎

インプラント治療後に口臭が発生する原因として、「インプラント周囲炎」が挙げられます。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の歯肉が炎症を起こす病気のことで、歯周病と同じような症状を引き起こします。インプラント周囲炎が進行すると、歯肉が腫れ、痛みや出血が起こることがあります。また、インプラント周囲の骨が吸収されるため、インプラントが固定されている骨が失われることがあります。
このような状態になると、インプラントが支えられなくなり、取り外しや再手術が必要になることがあります。インプラント周囲炎で口臭が発生する理由は、細菌が繁殖し口臭の原因となるガスを放出するためです。

ネジの緩み

インプラント治療後に口臭が発生する原因として、「ネジの緩み」が挙げられます。インプラントは、人工的に作られた歯根を顎骨に埋め込むことで、天然の歯に近い機能を取り戻すことができます。しかし、インプラント治療後には、数週間から数か月にわたり、顎骨とインプラントが固定されるまでの期間が必要です。 この期間中、インプラントにかかる負荷や外力が大きくなると、インプラントのネジが緩むことがあります。ネジが緩むと、インプラント周囲の歯肉に細菌が繁殖し、口臭の原因となる可能性があります。ネジの緩みを予防するためにも、定期的な検診が必要です。

磨き残し

インプラント治療後に口臭が発生する原因に、「磨き残し」が挙げられます。磨き残しとは、歯磨きの際に細かい部分や奥歯の歯面などを磨き落とせなかった汚れのことで、細菌が繁殖し、口臭を引き起こす原因となります。
特にインプラント治療後は、磨き残しが口臭の原因となりやすく、しっかりとした口腔ケアが必要です。

インプラントの口臭を予防する方法

インプラント治療後の口臭予防 正しいブラッシング

インプラント治療後の口臭を予防する方法には、以下の3つがあります。

正しいブラッシング

正しいブラッシングを行うことで、歯周病菌や食べカスを取り除くことができます。また、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスなどを使用することで、歯の隅々まで磨くことができます。

口腔洗浄剤の使用

口腔洗浄剤を使用することで、口内の細菌や汚れを取り除くことができます。ただし、これだけでは汚れを落としきることができないため、必ずブラッシングと並行して行いましょう。

定期的な歯科医院でのメンテナンス

インプラント治療後は、定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることが大切です。歯科医師が定期的に口内の状態をチェックし、問題があれば適切な処置を行ってくれます。また、歯石の除去や歯周病菌の除菌など、口臭予防に効果的な処置を受けることもできます。

インプラントは治療後のケアが重要

インプラント治療は、手術が終了したら終わり、ではありません。
必ず、歯科医院へ定期的な検診を受けに行きましょう。人工の歯ですからインプラント自体は虫歯にはなりませんが、適切なケアができていないとインプラント周囲炎という歯肉の炎症を起こす可能性があります。最悪の場合インプラントを失ってしまいます。高価なインプラント治療を行っても、インプラント周囲炎になって抜けてしまっては意味がありませんので、適切なケアを行いましょう。

適切なケア方法がわからない、、、という方はお気軽にご相談ください。

岡山市南区でインプラントのことならみつはし歯科医院へ

インプラント治療後に口臭がする原因には、インプラント周囲炎や、ネジの緩み、磨き残しが挙げられます。また、それらを予防するためには、インプラント治療後の適切なケアが重要です。これらの点をしっかりと把握し、インプラント治療後の口臭の予防に努めましょう。
以上、インプラント治療後の口臭の原因と予防方法について解説しました。
岡山市南区でのインプラント治療は、みつはし歯科医院までご相談ください。

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